2017年 11月 19日
アイズリ クァルテット
楽しみにしていたグランプリコンサート、聴いて来ました!
はるばる三重県津市の文化センターへ。
とにかく大阪国際室内楽コンクールでこのクァルテットを聴いてからは、マイベスト四重奏団なので。
行かいでか、という事で。。
もう、言葉ないです。
この場でこの音楽に浸っているという幸せ。
それ以外に何があるのでしょうか、、、という演奏。
なかなかそういう演奏に出会える事ってないです。が。
このクァルテットは裏切りません。
プログラムは
ハイドンの弦楽四重奏曲 C dur
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲「ハープ」
ウェーベルンの緩徐楽章
シューマンの弦楽四重奏曲 第3番
です。
音色の使い分け、すごいです。表現の語彙の多さ。
女性ばかりだけど男性的で情熱的、緻密で躍動的。
迫力があるのにppではこんなに小さくなるのかという程の集中力、そして曲間の集中力も凄い。こちらも固唾を飲んで見守る感じになります。
そしてこのクァルテットの最も凄い所は、作品へのリスペクト感が半端ないんです。それが演奏を蔦って届いてくる。邪念、一切なしです。
若いのにこの境地。
弓なんて、腕の延長じゃないかっていうくらい体の一部と化しているし、4人のアンサンブルでありながら4つの四肢という感じです。
そして、個人的なポイントがもう一つ。
チェリストの方の演奏の雰囲気が、デュプレ・スタイルなんです!
ジャクリーヌ・デュプレは女流で伝説のチェリストです♪
(ご本人は全然意識してないとは思うのですが、、)
堪能しました。お腹いっぱいです。
当分、普通のコンサートは行かなくていいです(笑)
お腹いっぱいでしたが、せっかくの三重なので、伊勢海老食べて帰りました♪
by aubaden
| 2017-11-19 20:03