2006年 10月 30日
旅のおまけ 「ミュンヘンとザルツブルグ」
せっかくなので、ドイツに寄ってから帰ろうと思い、かつて父親が住んでいたミュンヘンに行く事にしました。
以前、ウィーンの親友を訪ねた時に、車で立ち寄っただけなので、市街地に行くのは初めてで、有名な新市庁舎も見ることが出来、ついでに名物の仕掛け時計の踊りも見ました。まっ、正直感動できる程のモノではなかったですが、建物そのものは素晴らしかったです。
さすがヨーロッパの街で、大聖堂や教会が生活に根付いているのが分かります。圧倒的な存在感のそれらは、街の至るところで目にする事ができるので、いくつか入ってみました。
フラウエン教会の塔は展望台になっていて、実際に登ることができるのですが、これは本当に絶景!今でもしっかり目に焼きついています。
博物館や美術館もたくさんあるので一つくらいは行ってみようと、アルテ・ピナコテークに行きました。ピナコテークは、アルテ(old)とノイエ(new)に分かれていて、アルテはその名のとおりダ・ヴィンチやラファエロなど古典美術を展示しているのです。
ドイツの国鉄は定評高く、一度は乗ってみたかったので、オーストリアのザルツブルグに行くことにしました。ミュンヘンからザルツブルグは約1時間半で行ける程の距離なのです。
コンサートも終わっていたので本当にのんびりした気持ちで列車に乗りましたが、のどかな景色で気分も癒されました。
今年はモーツァルト・イヤー。ザルツブルグはやはり多くの観光客で賑わっていました。伝統を感じさせるこの街は本当に美しく、全てが歴史的で全てが文学的。
モーツァルトの生家、モーツァルト博物館、モーツァルトの家、モーツァルトの店、モーツァルト広場・・・全てがモーツァルトでした。
そんな中で、モーツァルト関連でなく人気あるスポットが、ホーエン・ザルツブルグ城です。Festung Bahnというケーブルカーで急な城壁を登り辿り着くと、そこには絶景が広がっていました。一望したザルツブルグは、まるで神秘的なおとぎの街のように思えました。
ミュンヘンもザルツブルグも当然ドイツ語圏ですが、老若男女のほとんどが英語を話します。ロシア帰りなので、思わず英語が通じるっていいなぁ、と思ってしまいました。とは言ってもこっちはカタコトでドイツ人のほうがよっぽど流暢なんですけどね・・・。みんな親切で、道を聞いても何をお願いしても、笑顔で答えてくれます。これも国柄でしょうか。日本に帰ってきて重いトランクを転がしていても、なかなか道を譲ってくれなかったり通行を遮って嫌な表情されたりするのも・・・やっぱり国柄なんでしょうね・・・。
日頃、日本の都会で忙しい生活を送っていると、忘れてしまいそうな事がたくさんあります。国内であっても海外であっても、時には環境を変えて、豊かな心を取り戻す為の努力が必要かも知れません。
今回、私は幸運にも音楽という手段でそれが出来ました。こんなに幸せな事はありません。そこで得た友情や経験。本当に貴重でした。
以前、ウィーンの親友を訪ねた時に、車で立ち寄っただけなので、市街地に行くのは初めてで、有名な新市庁舎も見ることが出来、ついでに名物の仕掛け時計の踊りも見ました。まっ、正直感動できる程のモノではなかったですが、建物そのものは素晴らしかったです。
さすがヨーロッパの街で、大聖堂や教会が生活に根付いているのが分かります。圧倒的な存在感のそれらは、街の至るところで目にする事ができるので、いくつか入ってみました。
フラウエン教会の塔は展望台になっていて、実際に登ることができるのですが、これは本当に絶景!今でもしっかり目に焼きついています。
博物館や美術館もたくさんあるので一つくらいは行ってみようと、アルテ・ピナコテークに行きました。ピナコテークは、アルテ(old)とノイエ(new)に分かれていて、アルテはその名のとおりダ・ヴィンチやラファエロなど古典美術を展示しているのです。
ドイツの国鉄は定評高く、一度は乗ってみたかったので、オーストリアのザルツブルグに行くことにしました。ミュンヘンからザルツブルグは約1時間半で行ける程の距離なのです。
コンサートも終わっていたので本当にのんびりした気持ちで列車に乗りましたが、のどかな景色で気分も癒されました。
今年はモーツァルト・イヤー。ザルツブルグはやはり多くの観光客で賑わっていました。伝統を感じさせるこの街は本当に美しく、全てが歴史的で全てが文学的。
モーツァルトの生家、モーツァルト博物館、モーツァルトの家、モーツァルトの店、モーツァルト広場・・・全てがモーツァルトでした。
そんな中で、モーツァルト関連でなく人気あるスポットが、ホーエン・ザルツブルグ城です。Festung Bahnというケーブルカーで急な城壁を登り辿り着くと、そこには絶景が広がっていました。一望したザルツブルグは、まるで神秘的なおとぎの街のように思えました。
ミュンヘンもザルツブルグも当然ドイツ語圏ですが、老若男女のほとんどが英語を話します。ロシア帰りなので、思わず英語が通じるっていいなぁ、と思ってしまいました。とは言ってもこっちはカタコトでドイツ人のほうがよっぽど流暢なんですけどね・・・。みんな親切で、道を聞いても何をお願いしても、笑顔で答えてくれます。これも国柄でしょうか。日本に帰ってきて重いトランクを転がしていても、なかなか道を譲ってくれなかったり通行を遮って嫌な表情されたりするのも・・・やっぱり国柄なんでしょうね・・・。
日頃、日本の都会で忙しい生活を送っていると、忘れてしまいそうな事がたくさんあります。国内であっても海外であっても、時には環境を変えて、豊かな心を取り戻す為の努力が必要かも知れません。
今回、私は幸運にも音楽という手段でそれが出来ました。こんなに幸せな事はありません。そこで得た友情や経験。本当に貴重でした。
by aubaden
| 2006-10-30 22:15