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橋田波子のブログへようこそ!!


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昨夜は徹夜。

出版のお手伝いをさせていただきている弓場先生の仕事場に着いたのは18時をまわっていましたが、朝から既に作業は始まっていて、途中からの参加になってしまいました。私の作曲したものをコンピューター音楽に打ち込んで頂く確認作業の為に行ったのですが、初めて見るコンピューター音楽の大変さにびっくり。人の手による演奏とは根本的に違うのはもちろんですが、ひとつひとつの音の大きさ、長さ、タイミングなど全ての微調節を重ねてようやく自然なフレージングが出来上がります。こうした微調節にはじまり、音色のチョイスからディナーミクに至るまで音楽との合致がいくまで気の遠くなるような作業が続きます。
23時には失礼できるだろうという予測は甘すぎた・・・。関係者達みんなでああでもないこうでもない、と意見を出し合っているうちに24時、25時・・・と刻々と時間が過ぎていき、気付けば夜明けに。え~~、もうそんなに若くないよ~、と思いましたが意外にも元気一杯でした。しかし、前日にもビクターの方と徹夜の打ち合わせをしたという弓場先生夫妻はさすがにお疲れの様子でした。でも頑張った甲斐あって、なかなか良いものになりましたよ。作業はいよいよレコーディングに入ります。どんなCDになるか、本当に楽しみです!
始発の電車に乗ったのは生まれて初めてのような気がします。夏の名残りと言いましょうか、5時すぎには明るい朝もやがかかっていて、散歩の方の姿もチラホラと見かけました。普段見る事の無い早朝の風景。とても清々しい景色でした。
今日の予定は元気に全て済ませましたが、さすがに夕方ジムに行く元気は残っていなくて、岩盤浴で疲れを取って体を温めました。さて、ラフマニノフをさらわなくては・・・。
ロシア行きは、もう1ヶ月後に迫っています!
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by aubaden | 2006-09-22 19:44 | Trackback | Comments(0)

楽し~い♪

去年から御縁あって、京都を拠点にご活躍中のフルートトリオの皆さんとちょこちょこご一緒させて頂く機会に恵まれております。
今日も神戸での本番、ご一緒させて頂きました。
フルートのトリオって良いもので、共演させて頂くのもとっても楽しいです。色彩感豊かなその音色、しかも3人なので音楽の波とか風のようなものが、ぅわ~~っと押し寄せてきて、まるで4人一緒に空中を浮遊しているかのようで、楽しいのです。そして、皆さんがこれまたすごく楽しい方々なので、よけいに楽しいです。
そんなこんなで、楽しい一日でした!
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by aubaden | 2006-09-16 18:17 | Trackback | Comments(0)

無知の知、ということ。

何気なく買ったPHP新書の月刊誌に映画作家の大林宣彦さんのインタビューが載っていて、何だかとても共感してしまいました。多くの役者さんの言葉を引用して語られていましたが、長門裕之さんの『この歳になって人を演ずるという事が分かりかけてきたから、まだまだやることがいっぱいある』なんて、とっても素敵な言葉。
最近私がよく思うのは、「私はまだ何も分かっていない、という事にようやく気付き始めた」という事です。『無知の知』と言うのでしょうが、キッカケは作曲をとおしてだったと思います。なぜなら、表現してほしい内容というのは楽語だけじゃあ全然足らないのです。かと言って、日本語でダラダラと書くわけにもいかないし・・・。結局、考えに考えて、楽語だけで表現しますが、表面的な表現方法しか伝わらないかもなぁ・・・なんて思いながら妥協するしかないんですよね。で、そうこうしながら、歴史上の作曲家達や往年の演奏家達に思いを馳せるようになり、自分は何かを分かっているのではなく、何も分かっていなかった、と思うようになりました。人前で何らかの表現をする、という事はすなわち、自分はまだまだ未熟なこの程度の人間です、と言っているようなものです。
作曲家、演奏家はもちろん、映画監督、役者、作家といった表現者全ての立場に立ってみた時、人の喜怒哀楽を表現するとは、何て恐ろしい事であろう、と思わずにはいられません。生身の人間としてそのいずれかの感情に支配された時、その感情をそっくりそのまま言葉に置き換えられる人なんて、存在するだろうか・・・答えはNoだと思うのです。しかし、前述の職業の人というのは、敢えてそれを表現しなければならない・・・。
長門裕之さんの言葉は、役者という職業に非常に謙虚でありながら、表現に対する静かな情熱と希望に満ちた、とても素晴らしい言葉だと思うのです。

吉永小百合さんに憧れる女性はとても多いですが、同誌で引用されていたのは、
『しわを映してしまったら化粧品のコマーシャルは諦めなくてはいけませんね。でも私は100歳になっても女優をやりたいし、おばあさんを演じるのも役者の大事な仕事のひとつ。これからは、しわを見せていかないとならないんですね』という言葉でした。
私にとってはまだまだ深すぎる言葉ですが、一女性として美しいしわを刻む、という事への憧れを増長させてくれる言葉でした。
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by aubaden | 2006-09-15 17:04 | Trackback | Comments(0)